鍾馗之図

資料番号
A1イ0011
作者
渡辺鶴洲
年代
大分類
収蔵品
鍾馗は、鬼や疫病を追い払い学業成就の神として知られるが、全国的にコレラが大流行した江戸時代には、いわば疱瘡絵のような役割を果たした。特に南画家・三浦梧門(1808~1860)の描くものは人気が高かったが、同時代を生きた鶴洲による本図も、そのような性格を持つものであった可能性がある。

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